人の歩み、その行く道

京都に観光客が戻り、街は多くの人が行き交っています。

先日も修学旅行生に清水寺へ行く道を尋ねられました。

知らない大人に声をかけるのは勇気が必要だったと思いますが

いかにも仕事中というスーツ姿のわたしに礼儀正しく声をかけてこられました。

 

迷ったとき誰に道を尋ねるか。

 

近くにいる人、聞きやすい人、知っていそうな人?

何が何でもスマホで解決するという方もいるでしょうか。

 

わたし自身、些細なことから重要なことまで多くの人に尋ね、教えられてきました。

偶然出会った人に方向を聞いて、タイミングよくアドバイスをいただいて自分の力で歩いているつもりですが実は出会うべき人に出会い、歩むべき道を歩いてきたのかもしれません。振り返ってみるとすべて用意されていたのかもと思うときがあります。

そしてこの先もこれがわたしのために用意された道だとしたら、迷っても安心して喜んで行くことができるなあ、と。

 

 

 わかりやすく伝えたつもりですが、あの修学旅行生のグループは無事目的地へ行くことができたでしょうか。迷ったことも含めて楽しい思い出になりますように。

 

 

 

 

 

 

朝の平安神宮界隈はまだ静かで

 5月の青い、あおい空が広がっています。(オギ)