通常の活動の中で、利用者さんによくご提案する「職場実習」や「仕事の体験実習」ですが、そらいろのスタッフもスキルアップための実習に行かせて頂くことがあります。
先日、私は「就労継続支援B型事業所」へ３日間の実習に行かせていただきました。
そらいろにお迎えする前にB型やデイケアなどで過ごされ、最初は並行利用しながら徐々に移行してこられる方もおられます。
そうしてサービスを移行利用してこられた方が、そらいろに来る以前、どのように過ごされていたのかを知ることは、就労支援をする上で、とっても大切なことだと思います。
引き継いだ時の担当スタッフさんと電話で情報交換をしたり、施設のHPや施設だよりなどで、知識として少し知ることは出来るのですが、行って体験することに勝ることはありませんね。（利用者さんの実習とおなじで、体験することが一番分かりやすい！）
日常の業務の中で時間を頂いて、実際に身をもってその場を体験できたのは、利用者さんのことを知るために役立ち、とても貴重で有り難い経験になりました。
人の人生にほんの少し寄り添わせて頂く責任ある仕事をしている私にとって「その人の通ってきた道を知る」ことは、大切な未来に向けての新しい道へ繋ぐ大切な役割でもあると感じることができました。