京都迎賓館を見学して

先日、そらいろのイベントで一般公開中の京都迎賓館の見学会を行いました。

その日は、少し汗ばむほどで、初夏を感じる良い天気でした。

メンバーさん6名、スタッフ2名でしたが、迎賓館というと京都御所の中にあり、また普段は入館することのできない場所ということで、やや緊張の面持ちで向いました。

到着すると係員から入館に際しての細かな説明があり、最初にセキュリティー検査を受けました。

海外旅行をする際に空港で受けるセキュリティー検査と同じ、手荷物チェックやボディーチェックがあり、これから飛行機に搭乗するような気分を味わいました。

メンバーさんもおそらくドキドキしながら検査を受けられたのではないかと思います。

正面玄関から入り、聚楽の間(蝋燭によって照らされた昔の町屋の雰囲気)、夕映えの間(京都の東西の山を表現する綴織り)、藤の間(藤の花言葉は「歓迎」、迎賓館にふさわしい名をもつ大広間)、桐の間(「五七の桐」を配した和の晩餐室)、庭園(京都迎賓館の庭園は、御苑の緑を借景とし、広大な池を中心に、様々に表情を変えつつ、まわりの建物に融け合うように配置されています。古くから日本人の住まいに貫かれた伝統「庭屋一如」の思想)と順路が決まっていており、各部屋をゆっくり見学することが出来ました。

館内は一部を除き写真撮影が認められていて、皆さん思い思いに記念のショットを楽しまれていました。1時間余りの見学もあっという間に最終の順路に到着していました。

京都迎賓館は、これまで、来日した各国の賓客を接遇するため、内閣総理大臣や衆参両院の議長などが使用できる国の施設としての役割を果たして来られたそうです。

 

このような国の重要な施設を見学させて頂く機会に恵まれたことを感謝し、また良い思い出を残し、帰路につきました。