４月に入り、利用者さんが就職された職場へジョブコーチとして伺う機会を多く頂いています。
職種は違えど「人と一緒に仕事をする」ことは、どこへ行っても同じです。
そんな中で、最近、実感しているのは、ジョブコーチはその現場に「しっかりと存在」しているだけで十分なのではないか、ということです。
職場の方のご相談をお聞きしているうちに、職場のみなさんから、工夫や配慮のアイデアをいただけることがあります。こんなに嬉しいことはありません。
職場のみなさんの「思いやり」が伝われば、対人関係の苦手な利用者さんも自然とそれに応えようとされ、いい関係が構かれていくのを目の当たりにすることがあります。
今日は、夏を感じさせる少し強くなった夕日を受けながら、職場の方々と肩を並べて帰宅される「元」利用者さんの背中を嬉しい気持ちでお見送りしてきました。
どんなドラマより感動的な瞬間で、そんな瞬間に立ち会わせていただけることに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
嬉しいことばかりではなく、失敗や苦労も沢山ある、まだまだ駆け出しジョブコーチの私ですが、利用者さんが良い出会いをされることをこれからも応援し続けたいと思っています。