冬至とゆずと南瓜

皆さんこんにちは。

年明けまで、もうわずかですね。
寒い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
ほぼ毎日(今日もですが)、寒いと言ってしまいます(^▽^;)

冬至も迎え、ますます寒さが増している感じが・・・どこまで寒くなるのでしょうか。

そうは言っても、寒い冬ならではの良いものもあると思っています。
鍋とか、コタツでミカンもしくはアイスとか、豚汁(ショウガを刻んでドッサリのせると美味しいらしいです)とか・・・食べ物ばっかりやな・・・

そこで今回は、冬至のことについて書かせていただきます(‘◇’)ゞ

さて、冬至と言えば「ゆず湯」がすぐに浮かんできます。
しかし、なぜゆず湯に入るのかは、「ゆず湯に入ると風邪を引かない」くらいの知識で、
なんなら入っても風邪ひいたことあるしで、他にどんな説があるかなんて今まで気にも留めてませんでした・・・
そこで、ちょっとネットで調べてみましたのでご紹介します☟

『「冬至にゆず湯に入ると風邪をひかない」という言葉がありますが、まず一説に運を呼び込む前に身を清める為という説があります。
  昔は強い香りの元には邪気が起こらないと言われており、冬が旬の柚子は香りも強く身を清めるのに最適だったようです。
  寿命が長く病気に強い柚子(ゆず)の木にならって、ゆず湯に入り無病息災を祈る風習になったとも言われています。      』

 ・・・だ、そうです。

で、さらに検索していると、冬にかぼちゃを食べるのはなぜかというのもありまして、ちょっと調べてみました。
すると、冬至に「ん」の付くものを食べると運を呼び込めると言われているらしいとのことで、合わせてご紹介します☟

『冬至は、一年でもっとも太陽の力が弱まる日ですが、以後は再び太陽の力が強くなる事から「一陽来復」と言って、
 この日を境に運が上向くとされていました。そして、さらに運がよくなるようにと「ん」がつく物を食べていたのです。

 これを「運盛り」と言うのですが、特に運盛りに食べられていたものは、れんこん、だいこん、にんじん、ぎんなん、きんかん、
 かんてん、うんどん(うどん)です。これらは「ん」が2つ入る物として好んで食べられていたとされています。
 
 では、かぼちゃはどうなのでしょう?
 冬至と言えばかぼちゃを食べるというのが当たり前のように刷り込まれていますが、かぼちゃには「ん」が付いていません。
 これは、かぼちゃは漢字で書くと「南瓜」となります。
 すなわち、なんきん、で「ん」が2つ付いているのです。
 さらにかぼちゃは本来は夏野菜です。
 貯蔵が効くので冬まで美味しく食べられるのもそうですが、元は南方から渡ってきた野菜である事から、夏や南は陽の気を持つものとして
 一年でもっとも陰(太陽の力が弱い日)に陽を多く含む物を食べるという意味もあるそうです。』

・・・ほほう(=゚ω゚)

幸運や良縁、健康を願い、言葉や名前からもゲンを担ぐというのは他にもありますが、こんな風にちゃんと意味のあることなんですよね。ただの語呂合わせではなく。

ふと考えると、普段何気なく行っていることや、生まれた時からすでにあった物事は「そういうもの」として認識していて、本来の意味を知らず、疑問に思うことがほとんどないと思います。
これからどれくらいの物事の、その本当の意味を知っていけるかは分かりませんが、日々の中で目に留まったものや、偶然にでも触れたものから、今までより大事にしてみようかなと思った年末でした。

今年もお世話になりました。
では、皆さん、良いお年を<(_ _)>