手仕事 ~芸術はバクハツだ~

もう、すっかり秋ですね。 夜が格段に過ごしやすくなりました。

ちょっと前まで、あいさつがわりに「暑いね~」といっていたのに!

冷蔵庫のかき氷用の氷たちも“出番はないの?”とさみしく鎮座しています。

さて、今回はそらいろのプログラムで取組んでいる、“手仕事”を紹介します。

この手仕事は、就職をしてから、余暇の時間にもの作りを楽しんだり、もの作りが

好きな人たちと出会えるといいなと思い、取り組み始めました。

手仕事というと匠の技といった感じですが、手先の器用・不器用に関わらずできるものをしています。

材料が安く手に入り、且つ手軽に楽しむことができるものを、参加者で考え、取り組みます。

今までも、消しゴムハンコやアイロンビーズなどを作成してきました。

そして今回は、プラバンに挑戦です! 皆さんはプラバンをご存じでしょうか?

下敷きの様なプラスチックの板に、油性or水性ペンで色を塗り、オーブントースターで焼きます。

オーブンに入れて、ものの数十秒で、元の大きさの5分の1ほどに縮小されます。

なんともその小ささがたまらない!

図案がキン肉マンだろうが、リポビタンDだろうが、おもわず「かわいい~」と言ってしまいます。

最初のうちは、コツがつかめず結構な確率で失敗し、オーブンの前で固唾をのんでいました。

オーブンを温めてから、一回目の焼きの作業に入るのですが、いつもオーブンを素手でさわり

温度を直に確認してくれるTさん。 職人のようでいつも男前だな~と傍らで見ていました。

(ちなみにTさんは、おちゃめな女性の方です) 大人になってからやるこの手の趣味は

子どもの時とは一味違い、真剣で何とも言えぬ充実感が味わえます。

個性的な作品に出合え、何度参加しても楽しいひとときなのでした。